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AI時代に求められる人とは? 高崎共同計算センター 大嶋さんに聞いたこれからの働き方【イベントレポート】

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更新日:2026年10月20日

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「つくれる」だけじゃない。AI時代、私たちは何を武器に働く?


「AIがもっと進化したら、人間の仕事ってどうなるんだろう?」

「IT業界って、なんとなく大変そう……」


レポートや調べものに生成AIを使うのが当たり前になった今、そんなモヤモヤを抱えている大学生は少なくないと思います。私もその一人でした。


そこで参加してきたのが、2026年10月15日(木)にコミュニティスペース「ハロキャリ」で開催されたキャリアイベントです。タイトルは、「『つくれる』だけじゃない。AI時代に求められる人とは?」。


ゲストは、株式会社高崎共同計算センター アプリ技術部 部長の大嶋淳也さん。ハードウェアからソフトウェアまで技術者として経験を重ね、現在は医療・半導体・DXなどの技術領域から営業まで、複数部門を横断してマネジメントしている方です。


長年IT業界の変化を見てきた大嶋さんから聞いたお話と、大学生の私が感じたことをレポートします!


💻「プログラムがつくれる」だけでは、強みにならない?



最初に聞いたのは、IT業界の仕事がこれまでどう変わってきたのか、というお話です。

大嶋さんがIT業界で働き始めた頃は、プログラムをつくれることや、専門的な技術・知識を持っていること自体が大きな強みだったそうです。


でも今は、これまで一部の企業や技術者しか扱えなかった技術が広く使えるようになり、便利なサービスやツールも次々と登場しています。たとえばスマートフォン。以前は専用の機器を開発しなければ実現できなかった機能も、今ではスマホで実現できるようになったといいます。


さらに生成AIの登場で、プログラミングの知識が十分になくてもプログラムをつくれる時代になりつつあります。


では、そんな時代にIT企業やエンジニアはどんな価値を発揮していくのか? ここからが、今回のお話の核心でした。


🧩 重要になるのは「コーディネートする力」



トークの中で一番印象に残ったキーワード。それが、「コーディネートする力」。


これまでのIT企業の仕事は、お客様から「こんなシステムをつくってほしい」と依頼を受け、その通りに開発する形が中心でした。大嶋さんが話してくれたのは、その一歩手前から関わる仕事のあり方です。


お客様の「困った」を一緒に見つける


たとえば、ある会社が「仕事をもっと効率化したい」と考えていたとします。でも、どの作業を改善すればいいのか、どんなシステムが必要なのか、最初から答えが決まっているとは限りません。


だからこそ、実際に現場を見たり担当者から話を聞いたりしながら、どこに課題があるのかを一緒に探していく。そして、その課題に世の中の技術やサービスをどう活かせるかを考えるのだそうです。


「全部自分たちでつくる」が正解とは限らない


解決の方法も一つではありません。一からシステムを開発することもあれば、すでにあるサービスを活用したり、複数の技術を組み合わせたりすることもあります。

大切なのは、何かをつくることそのものではなく、お客様にとって本当に必要な解決策を考えること。


技術を知っているだけでなく、技術とお客様の課題を結びつける力が求められている、というお話でした。


正直、これまで「IT業界」と聞いても、パソコンに向かってひたすらコードを書いている人たち、というぼんやりしたイメージしかありませんでした。でも、お客様の現場に足を運び、課題を見つけて、技術を組み合わせて解決策を提案する……という具体的な仕事の流れを聞いて、「IT業界」という抽象的な言葉への理解がぐっと深まりました。



🤖 AIはエンジニアの仕事を奪うの?



続いて話題になったのが、AIと仕事の関係です。AIがプログラムをつくれるようになれば、エンジニアの仕事はなくなってしまうのでしょうか?


大嶋さんは、AIを仕事で活用するための「ツール」として捉えていました。たしかに、プログラムをつくる作業などはAIによって効率化されていきます。


でも、AIがつくったものが本当に正しいのか、問題なく動くのかを判断するには専門的な知識が必要です。一見ちゃんと動いているように見えても、特定の条件で不具合が出ることもあるそうです。


だからこそ、AIに任せられる作業が増えても、その結果を確認して適切に活かす人の役割は残る。そして作業が効率化された分、お客様の課題を考えたり新しい提案をしたりすることに、もっと時間を使えるようになるかもしれません。


AIに何を任せて、人間はどこで価値を発揮するのか。

AIを毎日のように使っている私たち学生こそ、考えておきたいテーマだと感じました。


🙋 これから活躍する人に必要なのは「当事者意識」



では、AI時代に活躍できる人にはどんな共通点があるのか。大嶋さんが挙げたのは、「当事者意識」と「自ら学ぶ姿勢」。


たとえば会議で新しい仕事が必要になったとき、誰かに指示されるのを待つのではなく、自分から手を挙げてみる。そんな小さな行動が、仕事を任せてもらうきっかけになるそうです。任されれば経験が増え、経験が増えればできることも広がっていきます。


また、自分が将来どうなりたいかを考え、そこから逆算して必要なことを学んでいく姿勢も大切だと話していました。技術の変化が速いIT業界では、今の知識だけでなく、学び続けられるかどうかが問われるのだそうです。


これはIT業界に限らず、授業やアルバイト、サークルでも同じこと。「自分からやってみる」経験が、将来につながっていくのだと思います。


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📚 文系からIT業界へ。選択肢を狭めなくてもいい!



「IT企業は理系の人が行くところ」「プログラミングを学んでいないと難しそう」——そんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。


大嶋さんによると、ソフトウェア開発の仕事は文系・理系という区分だけで可能性が決まるわけではないとのこと。お客様の話を理解する力、論理的に考える力、分かりやすく説明する力なども、仕事で十分に活かせるそうです。


IT業界に興味がある学生に向けては、幅広い基礎知識を学べる「ITパスポート」も紹介されていました。進路がまだ決まっていなくても、まずは気になる分野を少しずつ学んでみるのもよさそうです。


🏢 高崎共同計算センターって、どんな会社?



トークセッションの後は、採用担当の加藤さんから、株式会社高崎共同計算センターの事業や働く環境について紹介がありました。


高崎共同計算センターは、群馬県高崎市を拠点に、ITを活用してさまざまな企業の課題解決を支えている会社です。自動車関連のソフトウェア開発、製造業向けのシステム、医療分野のシステムなど、事業分野は多岐にわたります。普段の生活では見えにくいところでも、ITがたくさんの仕事やサービスを支えていることが分かりました。


同社では文系出身の新入社員も多く、入社後にはプログラミングの基礎から学べる技術研修が用意されているそうです。また、チームで相談したりお客様の要望を聞いたりする機会が多いため、技術力だけでなくコミュニケーション力も大切にしているとのことでした。


社内見学やグループワーク、プログラミング体験ができる1日仕事体験の案内もありました。気になる人は、ぜひ最新の開催情報をチェックしてみてください!


参加する前、IT業界には「残業が多くて過酷」「専門知識がないとついていけない」というイメージを持っていました。でも、残業は月7時間程度、基礎から学べる研修制度がしっかり整っていること、そしてお話の端々から社員さん同士の仲の良さが伝わってきたことで、その印象は大きく変わりました。「ここなら、文系の自分でも安心してスタートできそう」と思えたのは、大きな発見でした。


☕ 交流タイムで響いた「インプットとアウトプットの比重」



第2部は、軽食やドリンクを囲んだ交流タイム。会社説明会のような堅苦しさはなく、大嶋さんや社員さんに気になっていたことを直接聞ける時間でした。


その中で、私の心に一番響いたのがこのお話です。


「インプットとアウトプットの比重を大切にする」


成長しようとすると、私たちはつい「本を読む」「資格の勉強をする」「知識を増やす」といったインプットばかりを気にしてしまいがちです。私自身もまさにそうでした。


でも仕事では、専門知識を持っていないお客様や上司に対しても、分かりやすく話して説得力を持たせることが大切。どれだけ知識があっても、相手に伝わらなければ価値にはならないのだそうです。


目安は、「母親にも伝わるくらい」。そのくらい分かりやすく話せるかどうかが大事なのだそうです。


これは仕事に限らず、普段の生活でもとても大事なことだと気づかされました。ゼミの発表、アルバイトでの説明、友達との会話。インプットした知識を、相手に合わせた言葉でアウトプットできてはじめて、自分の力になるのだと思います。


トークセッションで聞いた「コーディネートする力」も、お客様の言葉を理解し、技術を分かりやすく伝えられるからこそ発揮できるもの。二つのお話がつながった瞬間でした。


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✅ まとめ|「IT業界」が、自分ごとになった日



参加する前の私にとって、「IT業界」は少し遠くて、ぼんやりした言葉でした。


でも、お客様の課題を見つけて技術を組み合わせる「コーディネートする力」。AIを道具として使いこなす人の役割。自分から手を挙げる当事者意識。そして、相手に伝わるアウトプットの大切さ。大嶋さんのお話を聞いて、IT業界で働くことのイメージが、ぐっと具体的になりました。

ハロキャリでは、これからも学生と社会人が気軽に出会い、仕事や将来について考えられるイベントを開催していきます。「ちょっと気になるかも」くらいの気持ちで、ぜひ遊びに来てください!


この記事を書いた人 ✏️

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りんちゃん

共愛学園前橋国際大学
国際社会学部 情報・経営コース所属
大学では経営やビジネスを学びながら、社会課題の解決について学んでいます!
最近のマイブームはスノーボードで、春休みは最低でも週1回通うことを目標にしています🏂🏻♡
自身の経験を活かしながら、学生目線でリアルな情報を発信し、同世代の皆さんに「群馬って面白い」と思ってもらえるような記事を書いていきたいです!📸

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