【gespoに潜入してみた!】群馬のeスポーツ現場で見えた、“学生が主役になる未来”
更新日:2026年03月19日
「eスポーツって、結局ゲーム大会でしょ?」
そんな先入観を持ったまま、eスポーツの普及と競技力及び認知度向上、
産業としての発展、コミュニティーの場づくりのための活動をされているgespoに潜入してきました!
gespo事務所にて事務局長の倉林さんに取材させていただいたインタビューをご紹介します。

gespoって、どんな団体?
まつくん:
今日はよろしくお願いします!まず、gespoってどんな団体なんですか?
倉林さん:
こちらこそよろしくお願いします。
gespoは2019年に企業内の任意団体として始まり、2020年に一般社団法人化しました。
現在は日本eスポーツ協会(JeSU)の群馬支部として活動しています。
まつくん:
全国にも支部があるんですよね。
倉林さん:
はい、全国に38支部あります。
gespoは群馬支部として、地域に根ざした活動をしています。
それと、NASEF JAPANの地域パートナーとして、教育分野にも関わっています。
eスポーツは「やるもの」じゃなく「活かすもの」
まつくん:
正直、eスポーツってゲームが上手い人の集まりで、「the上級者」のコンテンツという印象がありました。だから、gespoさんのこともコアなゲーマー向けの団体だと思っていたんです。
倉林さん:
よく言われます(笑)
でも私たちは競技だけでなく「eスポーツをどう活用するか?」もずっと考えています。
国スポをはじめ全国大会に繋がる大会だけでなく、コミュニティ大会や体験会の開催、
短大の授業やセミナーなどの教育事業まで、幅広くやっています。
まつくん:
対象も本当に幅広いですよね。
倉林さん:
シニアからキッズ、コア層もカジュアル層も全部です。
年齢やレベルで線を引かないのが特徴ですね。
群馬らしさ全開のLANパーティ
まつくん:
eスポーツの大会はもちろんですが、他にもかなりインパクトのあるイベントも企画運営されているんですよね。
「LANパーティ」は電源とインターネット環境が整った会場で、参加者が自分のPCやゲーム機を持ち込んで、とにかく遊ぶイベントだと聞きました。専門的には「BYOC(Bring Your Own Computer)」というゲームの遊び方だそうですね。
倉林さん:
LANパーティはインパクトも人気もあるイベントです。
自治体共催でやっているのは全国的にも珍しいですね。
温泉旅館を使用して3日間、54時間ぶっ通しで開催しています!
ガチゲーマー向けと思われがちなんですが、実は小さい子どもからシニアまで楽しめるのが特徴なんです。
今回で13回目になるんですが、温泉宿での開催は3回目でした。BYOC席だけでなく、参加型のステージイベントやeスポーツ・デジタル技術の体験エリア、コミュニティエリア、小中学生向けの学びコンテンツ、物産コーナーや上毛かるた大会まで用意しています。
でも、それくらいゲームカルチャーを丸ごと楽しめる空間にしたくて。
「ずっといても疲れない」「なんか居心地いい」「群馬に来て群馬を知ってもらう」
そんなLANパーティを目指しています!
まつくん:
15,000円の席が1日で完売したとか。
倉林さん:
ありがたいことに完売しました。
群馬は県が旗振り役で、eスポーツに関しては各市町村もかなり理解がある印象です。

取材中、高校生が“gespo事務所”にいた理由
まつくん:
今回は取材で事務所におじゃましていますが、高校生の姿もみえますね。彼らは何をしているんでしょうか?
倉林さん:
彼らは高校の授業の一環で当社に来ている学生です。2日間、インターンシップのような形で色々な現場を体験してもらっています。
まつくん:
高校生たちはどんな現場体験をしていたんですか?
倉林さん:
初日は、群馬県やイベント設営会社との打ち合わせに同席してもらいました。
社会人向けeスポーツリーグの告知に関することや、
1月のLANパーティに向けた電源・ネットワークまわりの会議を体験してもらいました。
合間で機材や備品の整理をして、
2日目はその続きと取材同行。
午後は育英短期大学の講義に参加してもらいました。
ボランティアは、ゴールじゃない
まつくん:
イベントごとに学生のボランティアが多く参加されているとお聞きしました。
学生ボランティアが多い理由は何でしょう?
倉林さん:
ゲームが好き、イベントが好き、子どもが好き、
ガクチカにしたい、ボランティア証明書が欲しい、授業の単位にしたい…
理由は本当にさまざまです。
でも、ボランティアを
「無料で手伝ってもらう人」で終わらせたくないと考えていて
何度も参加してくれる学生には、
インターンとして企画から運営まで主体となって関わってほしいと思っています。

倉林さん:
学生が主体になると、イベントの空気が一気に変わると思っています。
発想が柔らかいし、同世代が集まりやすい。
大人が思いつかないことを、平気で出してくる。
eスポーツって、プレイヤーじゃなくても関われる場所がたくさんあって、配信、機材、進行、接客、企画など得意なことが違う人が集まれるのが、強みだと思っています。
eスポーツで作りたい未来
まつくん:
最後に、これからのビジョンを教えてください。
倉林さん:
原点は、年齢・性別・障害の有無に関係なく関われること。
子どもたちを中心に、未来を作っていきたいです。
たとえば学生がメンターとなって、マインクラフトなどを使った探究学習に取り組み、そこに地域の大人や高齢者も関わって見守ったり、知恵を貸したりする。そんなふうに、eスポーツをきっかけとして、世代や立場を越えていろんな人が共存できる場所をつくっていきたいですね。
✅ まとめ
取材に行くまでは群馬がここまでeスポーツに力を入れているとは思っていませんでした。
でも実際に話を聞いてみると、自治体や地域資源とeスポーツが自然に結びついていて、「なるほど、これは群馬だからこそできている形なんだな」と感じました。
eスポーツに興味がある人はもちろん、何かしら地域に関わってみたい人にとっても、すごく入り口が広いなと思います。
関わり方も、プレイするだけじゃなくて、運営や企画、サポートなど本当にさまざまです。
少しでも気になった方は、まずは一度、gespoのイベントをのぞいてみてほしいです!
【gespo 公式SNS】
https://www.instagram.com/gespo_union?igsh=dXBzM2s3djJ3bXVn(公式インスタ)
https://x.com/gunma_esports?s=21(公式X)
この記事を書いた人 ✏️
まつくん
高崎経済大学地域政策学部所属。就活や大学生活で「やって良かったこと」「やらずに後悔したこと」を記事を通して発信しています!
野球と音楽とラジオ、そして群馬県をこよなく愛する群馬県民です!
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