群馬大学 輝く大学生図鑑詳細

<戻る

#輝く大学生図鑑

小椋 美佳さん

群馬大学

|更新日:2024年06月07日

●一生懸命取り組んでいる活動について

 群馬大学グローバルフロンティアリーダー(GFL)というプログラムに所属していて、2021年度生の総リーダー兼情報学部共同教育学部リーダーを務めています。これは、海外の文化・歴史・伝統を理解し、主体的に活動できるグローバル人材を目指す団体です。私が代表になったころはリーダー特有の仕事があまりなく、先生に提案しながら組織作りをしてきました。2022年にクリスマス・ハロウィンパーティー、英語ディベートなどのイベントをコロナ禍の中で工夫しながら9回企画しました。中には60人を超える参加者が集まったイベントもあります。そしてこの企画は、2023年に組織全体の正式な活動の一環となりました。今後は後輩たちに引き継いでもらい、様々な企画に励んでほしいです。  また、群大では、ウクライナ戦争の状況を踏まえて、急遽ウクライナの学生を受け入れることになりました。その中には英語を話せない学生もおり、友達作りに苦戦しているようでした。そこで、上記のようなイベントに誘い親睦を深めました。さらに、そのつながりで群大の文化祭にウクライナの伝統料理であるデルニーをGFLとして他の国の留学生と一緒に出店しました。  このように出会いを作り、きっかけを与えるような活動を頑張っています。

●きっかけ

 私は母が中国人で、父が日本人のハーフです。幼少期を中国で過ごしたため、日本の学校に転校した際に、日本語がうまく話せず、言語の壁に悩まされました。友達もなかなかできませんでした。他の人に話したくても、話せないという状況で言葉数が減り、内気な性格になっていきました。しかし、私はそんな自分が嫌いでした。なんとか自分を変えたいと思い、必死に日本語を勉強しました。結果、日本語もうまくなり、明るい性格に変わっていきました。今ではバカコミュ力ともいわれるほどです(笑)。この経験を通して、今後は自分ではなく「他の人」にいい影響を、刺激を、変わるきっかけと出会いを与えたいと考え、GFLの活動ができる群大を志望して、活動してきました。  実際に、留学生に一人一人DMをして、イベントに参加してくれた学生が楽しそうだったり、幸せそうな顔をしているのを見ると達成感とやりがいを感じます。

●ビジョン

今後どうしていきたいですか

「出会いは可能性を広げる。」  私は実は、ミクス群大2023でグランプリをいただいています。しかし、もともときっかけは人数足りないから参加してみない?と声をかけられたことです。この友人がいなければ、出場することもなかったし、グランプリを取る過程でのたくさんの貴重な経験と出会いはありませんでした。だからこそ、私は、出会いを作り、コミュニケーションをとることで、先入観や固定観念を取り払っていきたいなと思っています。そしてそれが、イノベーションや変革につながると信じています。  また、グローバル人材として、文化の架け橋になれるような存在になりたいです。英語、日本語、中国語、ハングル語などたくさんの言語を勉強してきました。その過程で、その国の文化や歴史なども学ぶことができ、どんどんその国、言語のことを好きになりました。だから、私は出会いを作りながら、文化をつなぎ、きっかけを他の人に対して作れるグローバル人材になりたいと思います。

輝く大学生図鑑を通して発信したいことや困りごとなどがあれば教えてください

 私は、自分が好きなことをして生きていく人を増やしていきたいと思っており、SNSでの発信を頑張っています。周囲の人に対して、有意義な情報やポジティブな情報を発信されている方がいたら、ぜひ連絡をください!!

学生プロフィール

小椋 美佳さん

群馬大学 情報学部

出身地 群馬県高崎市
趣味/特技 絵画、旅行
憧れの人

この記事を書いた人

他の学生の記事も見る