輝く大学生図鑑

●一生懸命取り組んでいる活動について

大学では高崎経済大学地域政策学部ゼミナール協議会に所属しており、2年次～3年次にかけて協議会の会長を務めていました。ゼミナール協議会とは、大学のゼミナール活動の運営サポート・情報発信を行う、約40人規模の公認団体です。活動内容としては大きく分けて学術支援と就活支援があり、高崎経済大学の学生がより良い大学生活を送るための支援を行ってきました。具体的に、学術支援では履修登録の説明会、学祭で行うプレゼンテーション大会の開催・運営、就活支援では企業の方を大学に招いた就活セミナーの開催に取り組んできました。私はこの団体の会長として、団体のマネジメントや所属している仲間の活動サポートを行いました。大学の公認団体ということもあり責任を感じる場面も多くありましたが、団体のマネジメント、イベントの企画、運営、大学や企業との関係構築など様々なことに挑戦させてもらえる良い経験となりました。特に、文化祭で行う学内のゼミナールプレゼンテーション大会は、学生たちにゼミの魅力を届けてもらう重要な機会であり、運営側の私たちが力を発揮できた場面だったので、非常にやりがいを感じることができました。

●きっかけ

ゼミナール協議会での活動を始めたきっかけは、コロナウイルスの影響を受けたためです。大学入学した当初はコロナ禍で、やりたいこと、挑戦したいことに思うように動けていませんでした。自分だけではなく周りのみんなも同じような状況ではありましたが、どこか満たされない部分があり、そんな状況の中でゼミナール協議会の存在を知りました。ゼミナール協議会の活動内容は、当時「自己成長したい！誰かのためになることをしたい！」」と考えていた私にとってぴったりのものだったので興味が湧き、そこから面接を経て、無事団体に所属できることが決まりました。所属後もコロナの影響があって、活動が制限されることもありましたが、その状況を逆手にとってこれまでに行ってきた就活支援活動をオンラインで開催するといった新しい試みに挑戦することがきました。コロナによる影響だけでなく、団体に所属する学生の活動に対するモチベーションに関して悩むといった大変な時期もありましたが、会長としての責務を全うすることができ、結果的に良い形で会長の立場を後輩に引き継ぐことができたのでよかったです。

●ビジョン

ゼミナール協議会は創設されてから20周年を迎え、大学内での存在価値を高める発展期に入っています。創設当時から変わらないゼミナール協議会のモットー「高崎経済大学の学生に一番必要とされる団体」を目指して今後も活動を続けていきたいと思います。また就活も終えて就職先も決定しているので、これまでゼミナール協議会で培ったマネジメント経験、企業に対する営業経験、プレゼン経験を活かしても会社で活躍したいと考えています。これまでの経験が本当に活かせるのかどうか、会社で良い人間関係を築くことができるかなど、これから社会人1年目の私にとっては不安要素もたくさんありますが、常に挑戦する心を忘れずに前を向いて頑張っていきたいです。残り半年間は、現在行っている企業でのインターンと卒業論文に注力して、社会人となる準備をして心置きなく大学を卒業したいと思います。

輝く大学生図鑑を通して発信したいことや困りごとなどがあれば教えてください

就活を頑張る方に向けて一言、発信できたらと思います。就活は情報戦です。適切な情報を早くから集めることをおすすめします。「まだ大丈夫か。」と思わず、1，2年生の内から就活に意識を向けておくといいですよ!!!大学での4年間は結果として、今後の人生に大きな影響を与える期間となりました。自分のやりたいこと、なりたいものを追求できる期間でもあると思うので、是非たくさんのことにチャレンジをしてみてください！