輝く大学生図鑑

●一生懸命取り組んでいる活動について

　大学では観光政策学科に入り、観光研究会の幹事長として活動しています。観光研究会では、国内旅行業務取扱管理者という国家資格の取得や旅行などを行っており、そこで約100人のメンバーを統括しています。この活動を通して、観光業界の知識やリーダーシップ、コミュニケーション能力などを身に付けてきました。また大学のゼミでは、スポーツツーリズムの研究を主にしており、スポーツがもたらす観光産業への影響などを調べています。またこれからシンガポールで行う海外巡検では、現地の多文化社会や観光業のIT化について学びたいと思っています。そして広い世界を見ることで、自分の視野を広げたいと思っています。アルバイトでは、高崎市内の焼き肉屋で働いており、おもてなし精神や気遣い、臨機応変な対応などを身に付けてきました。2年生ながらバイトリーダーとして、人材不足や効率化などの問題にも積極的に取り組んでいます。将来、観光業界で活躍できる人材へと成長するために、こうした活動を通して、様々な経験や学びを得てきました。

●きっかけ

　まず観光研究会に所属することとなったきっかけとしては、学内のサークルでは珍しい、資格を取得できることが魅力的に思ったこと、またその資格は自身の将来のビジョンを見据えた上で、大きな強みとなると感じたからです。実際、幹事長にもなり多くの人たちと親密にかかわることで自身の成長に繋がっていると実感しています。またこの経験は、これから社会人へとなり、より多くの人たちと関わる上で非常に大切なコミュニケーションスキルへと着実に繋がっているのではないかと思います。また現在のゼミに所属することとなったきっかけとしては、主体的に活動することが促進されているゼミであり、また入学前から興味のあった観光業について自身が研究したいことをを存分に学べる絶好の場であると感じたからです。実際、海外巡検にも行けてそこでの研究も自由に選択できることから、学びたいことが学べるだけでなく、自身の主体性も育むことができ、非常に満足しています。

●ビジョン

今後どうしていきたいですか

　私は今後、これまでの学生期間で培ってきたスキルや経験から、観光業界に精通した職に非常に興味があります。その中でも多くの人と関わり、観光業に通じているホテルマンなどといった職業にに関心を抱いています。こうした業種は国内に限らず世界中の人々と関わることができ、そうして今まで触れたことのない文化を多く知ることができると思います。ですがまだそこまで明確に将来のビジョンが見えているわけではないので、この限られた学生期間の中で様々な活動やインターンなどを通じて、自身の視野、将来への選択肢を広げていきたいと考えています。また大学では地方創生、地域活性化などといった問題と乗じて観光政策を学ぶことができるため、それにゼミの研究課題と兼ねて、スポーツが観光産業による地域活性化において、どう寄与するかといったこともこれから研究したいと思っています。