
大学生活を豊かにする本【Part1】
更新日:2025年09月02日

その気持ち、めちゃくちゃわかります。現に私もそうでした。
ですが、一冊の本を読むだけで、自分の知り得なかった沢山の価値観に触れることができます。
そして今後の自分の人生に、少なからず影響を与えるのってすごいことだと思いませんか?
そこで、忙しい大学生の皆さんのために読んでいただきたい本を厳選して紹介します!!
ぜひ読んでみてください!!📚
読みやすい本を探している学生へ
📚『三日間の幸福』三秋縋 著(メディアワークス文庫、2013年)📚
「あれをしておけばよかったな…」、「あの人に感謝を伝えるべきだった…」
そんな後悔をしたことはありませんか?
主人公は極限に金欠状態の男子大学生。
そんな彼は周りからのすすめで寿命を売ってお金を手にいれ、残り少ない人生を生きることになります。そこで今までやり残したことに気づきながら、本当にやりたいことを見つけ出していくというストーリーです。
個人的な読みどころは、出てくる登場人物みんなクセつよなところです笑
主人公も大学生なので、自分ごととしてより本の世界観に入り込めると思います。
📚『その復讐、お預かりします』原田ひ香 著(双葉文庫、2024年)📚
私は恥ずかしながら、高校生まで大の本嫌いで全く本を読んできませんでした…
時間をかけて読むタイプだったので、その時間と労力にハードルを感じてしまっていたんです。
しかし、大学生になってから友人が勧めてくれたのがこの一冊でした。これを読んで本の魅力に取り憑かれ、今では月に1〜2冊を読むまでになっています。友人に感謝😭
さて、自分語りはこれくらいにして本の紹介をしていきます😅
復讐屋として名を馳せる成海事務所を営む成海慶介と、婚約を破棄されて復讐心に燃える元大企業の秘書・神戸美菜代が、同じく復讐をしたいと考える人々の依頼を引き受けていく物語です。
この復讐の方法が全部奇想天外なのです。予想できないものがほとんどだと思います。
キーワードは「復讐するは我にあり」。これを身にしみて感じる一冊です。
就活をしている学生へ
📚『あの日、小林書店で』川上徹也 著(PHP研究所、2024年)📚
「好きになるためには、まず相手のことを知る必要がある。」
「挑戦して損することは何一つもない。」
主人公の大森理香は、出版業界の大手に就職した新社会人。初めての仕事がうまくいかず、将来に悲観的になっていたところ、小林書店との出会いをきっかけに仕事との向き合い方を変えていきます。
この本の魅力は行動力の無限大さを知れることです。やりたいと思ったら挑戦してみることのワクワク感と楽しさも同時に知ることができます。
就活をしているとどの業界が自分に向いているんだろうとか、周りに流されて焦りを感じている人も多いと思います。
ですが、そんな中でも好きなこと、もしくは好きになろうとしていることにどれだけ貪欲でいられるかが鍵なのではないかと読んでいて感じました。
将来の進路に真剣に悩んでいる就活生にはぜひ読んでもらいたいです。
📚『会話の達人が大切にしていること』津田紘彰 著(フォレスト出版、2024年)📚
「会話における主役は自分ではなく『相手』!」
この考え方、たまに忘れていたりします。もちろん自分を蔑ろにしろということではないのですが、相手の立場に立って物事を考えるのって、自分のことで精一杯の時は難しかったりしますよね…だって大学生はみんな目標に向けて一生懸命頑張っている子が多いですもん😭
ですが、就活ではグループディスカッションや面接など、たくさんの会話の機会があります…😢
この本を読めば、尊敬力、感謝力など忘れがちな心構えを思い出すことができ、会話時間をより前向きなものに捉えることができるようになります。
無理に会話をすることに焦点を当てるよりも、「相手のことが知りたい!」、「この人はどのような価値観を持っているのだろう?」という好奇心から会話をした方が、気持ち的にも楽だったりしますよね。
簡易的なマインドセットについても書かれているので、就活に対してより楽観的な見方をすることにも役立つのではないかと思います。
海外留学に興味がある学生へ
📚『赤と青のガウン』彬子女王 著(PHP研究所、2015年)📚
寛仁親王の第一子である彬子女王が、イギリスのオックスフォード大学に留学されていた頃の体験記です。
困難が綴られているシーンも多いですが、その分留学に対するやりがいを知れる一冊です。
特にイギリス留学を考えている学生にはイメージも湧きやすいのではないでしょうか💭
留学先であった面白おかしい出来事を織り交ぜながら話が展開していくので、読み進めやすく、皇族の方の生活を垣間見ることができるのも魅力の一つです。
興味深いのがこちらの本、全ての章のタイトルが四字熟語になっていて、それをもとに話が展開していきます。なので勉強にもなって一石二鳥という訳です!❤️🔥
より学びを得たい学生へ
📚『思考の整理学』外山滋比古 著(筑摩書房、1983年)📚
学生の思考力をぐんぐん引き上げてくれる教養書です。📖
優等生だが受動的な人を「グライダー人間」、創造的で主体的な人を「飛行機人間」として、「飛行機人間」になるにはどうしたらいいかをいくつかの事例をもとに解説しています。
例として、「寝かせる」という言葉がありますが、これは「アイデアも努力も時間をかけないと形を成さないこと」を表していると、この本では述べられています。
いわゆるお笑い芸人のネタ帳のように日頃から発見したこと、思ったこと、感じたことを記録することは少し大袈裟かもしれませんが、これからの人生の財産になっていくという事です。
私は忘れっぽいので読んでいる中で感動したフレーズや考え方をノートにまとめるようにしているんですが、このやり方めちゃくちゃおすすめなので皆さんもぜひやってみてください!!
いかがだったでしょうか?読みたい本は見つかりましたか?
今回紹介した本は以下の6冊です!
・三日間の幸福(三秋縋)
・その復讐、お預かりします(原田ひ香)
・あの日、小林書店で。(川上徹也)
・会話の達人が大切にしていること(津田紘彰)
・赤と青のガウン(彬子女王)
・思考の整理学(外山滋比古)
これからも大学生に紹介したい本を探していきますので、楽しみにしていてください!!
この記事を書いた人 ✏️

さりー
群馬県立女子大学3年ただいま絶賛就活中!!
群馬育ち・群馬大好きだからこそ伝えられる魅力を発信していきます!!
趣味:ベース、旅行、読書